ノミケース。

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今日はちょっと特殊というか変化球的なものを制作したのでご紹介。依頼主は中学校の同級生から。もうしばらく連絡を取ってなくてほんとうに何十年かぶりに連絡を取りました。

大工をやっているのは知っていたし、もしいつか自分のお店を持てるようになったら彼にお願いしようとずっと思っていた友達。作ってほしいと連絡をもらったのはすごく嬉しかったですね。

話しても前のまま変わらなかったし中学校当時毎日のように遊んでいた記憶が蘇りテンションが上がりました。そんな彼からの制作依頼がノミケース。

そう、あの大工さんがトンカチで叩きながら木を削るあれです。ふむふむ。多分やれる。んで完成したものがこちら。

ケースとしてはそんなに複雑な構造ではないのですが作る側が知らなかった問題が色々。まずはノミという道具。これがメチャメチャ切れる道具で入口部分とか横部分の糸がノミによって切れる。

(つまり壊れる)ので年一回くらいのペースで買い替えるそう。市販のように作ってもすぐ壊れるものは作りたくない。そこで・・。

サイドに仕込みを。直接糸に刃が届かないように制作。これにより長持ちしてくれることを切に願ってます。そして彼からもう一つリクエスト。「模様とか入れることできる?」とな。

革で模様といえばカービングがメジャーだけど自分は通ってきてない。ならスタンピングはどうでしょうという事で編み込んだような模様を。正方形の刻印を向きを変えて打刻することで編んだような表情が出せる代物。

素材は栃木レザーのネイビーで総手縫いで制作。

栃木レザーは質感もよく、繊維もしっかり詰まっているのでいい革ですね。長く使ってもらえますように!以上変化球ノミケースでした☆

 

 

 

 

2 Responses

  1. Baku

    大人の贅沢。
    良い仕事をする漢は、良い道具を持つべき。
    仕事のパートナーが良ければ、当然良いものが創れる。
    青春時代に共有した時間を誇りに思います。ありがとう!
    次回作にも期待しています。

    • 1-Second

      こちらこそありがとう!
      やはり本職の人が使うものだから細部にもこだわって制作しました。
      時が経つのは早いけどこうしてまた繋がれることができて本当に嬉しく思うよ。
      次回作も気合入れて頑張ります☆

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